ハンドメイドってどんな仕事?稼ぎやすさや稼ぐ方法、やってみた感想や作れるものご紹介!
近年、ハンドメイドが大ブームとなっているのをご存知でしょうか?
自分用を作って満足している方も多いかもしれませんが、最近は販売も注目を集めています。
おしゃれなカフェや雑貨屋さんにハンドメイドの作品が販売されていたり、フリーマーケットで出店されていたり、販売専用のアプリができていたり…
初心者の方でも売る環境はたくさんあるのです。
そこで今回はそのハンドメイドについて詳しく解説していきたいと思います。
ハンドメイドってどんな仕事?
ハンドメイドは、手芸品や、アクセサリー、インテリア小物など、自分で手作りした作品を販売するお仕事です。
大体は材料の買い付けから作成、価格決定、販売まで全て自分で行います。
基本完全在宅ですべてできる仕事です。
ハンドメイドって稼げるの?
ハンドメイドが稼げるかどうか、正直申し上げると、作家さんによって様々です。
趣味のプチお小遣い稼ぎから、ハンドメイドで生計を立てている人まで…。
ひとつ作品を作り上げるのにかかる制作時間、材料費、ターゲットなどを考えて、値段設定をする必要があります。
実際に売れる作品を作ることができるか、利益として手元に残るお金はいくらかなどが鍵となってきます。
何か作ることが好きな方にとっては、夢のあるお仕事ですね。
ハンドメイドで稼ぐ方法を3パターン紹介!
ここでは初心者でも始めやすい、通販サイト、雑貨屋さんへの委託販売、イベント出店について比較してみたいと思います。
1. 通販サイトで売る
稼ぎやすさ | ★★★★ |
---|---|
仕事の楽さ | ★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★ |
やり方
通販サイトは現在複数あるようです。
アプリで検索してみるとすぐに見つけることができます。
そのアプリによって多少出品方法は違いますが、個人情報を登録して、携帯やパソコンでサクッと出品できるようになっています。
作品の写真は必ず必要となります。
メリット
- 気軽に出品できる
- 作品登録さえしておけば、その後販売に対して時間を割く必要がない
- 安心、安全にやり取りができる
- 人気作品や特集作品に登録されると次々と売れる可能性がある
- より多くの人に自分の作品を見てもらうことができる
デメリット
- 登録作品が多いため、埋もれてしまう可能性がある
- 商品を実際に見ることができないということと、顔の見えない相手から買うというハードルがある
- 郵送の手間がかかる
- システム料を取られる(サイトによってパーセンテージは異なります)
2. 雑貨屋さんに委託販売で売ってもらう
稼ぎやすさ | ★★ |
---|---|
仕事の楽さ | ★★★ |
おすすめ度 | ★★ |
やり方
雑貨屋さんやカフェなどにスペースを設けてもらい、販売させてもらいます。
お店側の手間も考え、売り上げの何割、もしくは月でいくらという風に設置料を支払うのが常識と言えるでしょう。
メリット
- おしゃれ好きな人が集まる場所なので見てもらえる可能性が高い
- 納品後は販売に対して時間を割く必要がない
- 自分でお店を開くという大きな壁を超えることなく店頭販売ができる
デメリット
- 知人のお店などがない場合、置かせてもらうお店を探すのが難しい
- 作品数はあまり多く置くことができない
- 納品、売上金回収に出向く必要がある
3. イベント・フリマに出店する
稼ぎやすさ | ★★★★★ |
---|---|
仕事の楽さ | ★★ |
おすすめ度 | ★★★★ |
やり方
地域の情報誌やネットでイベントやフリーマーケットを検索し、応募します。
決められた時間、スペースで自分の作品の販売を行います。
メリット
- 直接お客さんの反応を見ることができたり、コミュニケーションを取ることができる
- イベントに来ているお客さんは買うつもりで来ている人が多いため1日の売上金で見ると上記2つより明らかに多い
- 他の作家さんと交流を持つ事ができ、刺激を受けることができる
- 実際に売れる喜びを一番身近で感じることができる
デメリット
- 出店時間はずっとそこにいなければならない
- 出店料を取られる
- 見栄えを考えると多くの作品を準備する必要があり、イベント終了後在庫を抱える場合が多い
- 季節や天気の影響を受ける
- 設営の道具が必要
いかがでしょうか?
それぞれにメリット、デメリットがあります。
自分の住んでいる環境や性格、生活スタイルによってより良いものを選ぶと良いでしょう。
また、比較対象にはなりにくいですが、私は友人間での販売も割りと多いです。
友人からはこんなのが欲しい!と注文を受けてから作ることもあります。
さらに、在宅ワークのお仕事で、サイトに作り方をアップすることで報酬を得るというお仕事を受けたこともあります。
常にあるわけではなさそうですが、私にとっては好きなことで報酬を得ることができて嬉しかったです。
このように、比較した3つ以外にもハンドメイドによって報酬を得る方法はありそうです。
調べてみる甲斐がありますね。
副業としてハンドメイドをやるならおすすめの方法は?
一番良いのは先ほど比較した3つを全て行うことです。
サイトに掲載しておくもの、雑貨屋さんに置いてもらうもの、イベントに出店するもの…同時進行が可能ですね。
もちろん、お仕事をされている方など、全てが難しい場合、自分に合っている物を選択すると良いでしょう。
販売する場所が増えればより売り上げもアップするかと思います。
また、SNSを利用しての宣伝も必須のようです。
サイトにアップしている作品を直接紹介したり、イベントのお知らせをしたり…
より多くの方に知ってもらうために欠かせません。
そしてSNSというのはなかなかの効力を持っているので、これも力を入れるべき点だと思います。
ハンドメイドで作れるものを紹介!
ハンドメイドで実際に作れるもの・売れやすさなどを紹介します。
1. アクセサリー
ひとつにかかる制作時間が短いため、量産できる。需要も多い。
2. バッグ
材料費は少なめで、制作時間が少しかかるため、利益は大きくなる。
3. ポーチ
意外と簡単に作ることができる。プレゼントなどにも需要がある。
4. ベビーグッズ
子供の成長に合わせ、使用する期間が短いため、ハンドメイドへの関心が強い。ママの声を取り入れた商品になればより需要がある。
5. 洋服
世界にひとつしかない洋服ということで、多少値段が高くても買ってもらえることが多い。親子ペアルックなども人気商品。
6. ペットグッズ
ペットを愛する人達から、特別感を求めて需要が高い。
7. インテリア小物
日常使いのインテリア小物から、部屋をおしゃれに飾るための装飾品まで。こだわりの強いおしゃれさんからの需要が大きい。
8. ウェディング小物
人生で一度の日を彩るグッズとして、市販品にはない特別感を求める方が多い。
ハンドメイドの仕事のメリット・デメリット
次にハンドメイドの仕事のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・趣味として楽しみながら稼げる
ハンドメイドははじめは趣味で始める方がほとんどなので、楽しみながらお金を稼ぐことができるのが一番のメリットだと思います。
・やりがいがある
自分が作ったハンドメイド作品を買ってもらえると作ったかいがあったという嬉しさがあります。
やりがいの感じられるお仕事です。
・感想をもらえる
自分が作ったハンドメイド作品を実際に着用・使用しているところを見たり、感想を頂けたりします。
そうなるとまた嬉しくなり、また作ってあげようと思って癖になります。
・仕事や家事の合間でできる
完全在宅なので自分の好きな時間に働けるのもハンドメイドのメリットです。
デメリット
・在庫管理がめんどくさい
ハンドメイド作品が売れる売れないに関わらず常に在庫管理をする必要があります。
これは結構めんどくさいです。
・ブームだけあってライバルも多い
ライバルが多いので特に通販サイトでハンドメイド作品を売るのはなかなか思うようにいきません。
・材料費、販売価格、制作時間などの計算が必要
ハンドメイドは材料費や製作時間も考えてやらないと時給いくら?ってことになりかねません。
・全部売り切るというのが難しいため、見切り時がわからない
ハンドメイド作品は全部売り切れるということはなかなかありません。
なのでどれくらい作って作業を打ち切るかの見極めが難しいです。
実際にハンドメイドの仕事をやってみた感想
私は自分の物をただただ趣味で作っていたところ、友人に売ってほしいと言われ、販売を始めました。
まずは友人間での販売、次に、私は運よく母が自営業をしていたため、そこに商品を置かせてもらうことにしました。
そしてハンドメイドイベントにも出店しました。
本格的にハンドメイド販売を始めたところで主人が転勤になり引っ越し…知らない土地に行ってもできるのはネット販売だなと思い、ネット販売を始めました。
友人間ではリクエストを受けたり、「どうせお金を払うならあなたから買いたい」「世界にひとつしかないもので嬉しい」などの声を頂き、やりがいを感じています。
定期的に注文が入るので、私もその声に応えたいと気持ちが入ります。
母の店では「娘が作っている」と言うと買ってくれる方がいたり、こんな人が買っていったよという声を聞くのがとても楽しみです。
イベント出店では手に取って可愛いと言ってくれている姿を見たり、値段を見て置く姿などを見るとどんなものが人気がある、この値段では高いのだなど、勉強になることが多いです。
お客さんといろんな話をしたり、他の作家さんと交流を持ててとても良い刺激になりました。
ネット販売は正直初めはハードルが高いです。
その分、実際に商品を見ることができない、顔の見えない相手から買うというハードルを越えて商品が売れたときは、作品が認められた気がしてとても嬉しかったです。
お気に入り登録やレビューをコツコツ積み重ね、私も人気作家の仲間入りをしたいなと夢見ています。
ネット販売についてはまだまだ研究もしていきたいと思っています。
私は作ること、デザインを考えることが大好きなのでハンドメイドはとにかく楽しいです。
季節が変わればその季節の商品を考えたり、カレンダーのイベントに向けて作ったり…
家事をしながらハンドメイドことを考えていることもよくあります。
既に生活の一部となっています。
また、私は人の作品を見るのも大好きで、イベントがあれば立ち寄ったり、ネットでも頻繁にチェックして楽しんでいます。
初心者向けハンドメイドの仕事の始め方
ハンドメイド初心者の方が始めやすいのはアクセサリーの制作です。
近年、アクセサリーのパーツ専門のお店が増えてきているのをご存知でしょうか?
多くのパーツ屋さんでは始めるための道具から、パーツ、収納ボックスまでそろいます。
また、道具をそろえて続くかどうか不安という方は、工具不要の簡単アクセサリーから始めてみるのも良いでしょう。
通すだけ、引っ掛けるだけ、接着するだけなど、難しい工具を揃える必要のないアクセサリーもたくさんあります。
また、ある程度のパーツを扱っているお店では、ワークショップを行っていたり、道具を貸してくれてお店で作ることができるスペースを設けています。
そういったところを利用してみるのも良いですね。
さらに、店員さんは展示商品をたくさん作っている経験者なので、わからないことがあれば教えてもらうこともできます。お店にレシピが置いてあることも多いです。
ネット上でも作り方はアップされていますし、最近は本屋さんで本もずらりと並んでいます。
これは手芸品に関しても同じです。
初めての方はこういったところから始めてみると良いでしょう。
これからハンドメイドをやろうとしてる人へのアドバイス
ハンドメイドをある程度作ることができる方、慣れてきた方は、あとは“販売”に関してだと思います。
とにかく最初にやるべきことは、実際に販売されている先輩方の作品を見ることです。
デザイン、写真の撮り方、説明文の書き方、包装など…勉強することがたくさんあります。
ひとつ売れればその喜びはとても大きなものです。
売れる作品を作る、売れるように研究することももちろん大事ですが、私は何より楽しんでこのお仕事ができたらいいなと思っています。
関連ページ
- ライティング
- 在宅ワークのお仕事で登録数上位にあがるのがライティングのお仕事です。 ライティングのお仕事は本当に幅が広く、ジャンルや文字数も様々です。 私も在宅ワークを始めてからたくさん経験してきました。 初めて千円単位の報酬を頂いたのも、ライティングのお仕事でした。 そこで今回はその“ライティング”のお仕事について、ご紹介していきたいと思います。
- テープ起こし
- テープ起こしは、私が在宅ワークを始めるきっかけとなったお仕事です。 あるテレビ番組で在宅ワークが取り上げられていたのですが、その中でテープ起こしのお仕事が紹介されていました。 一つのお仕事を完了して、1万円ほどの収入になっていました。 その番組を見て、在宅ワークってこんなに高収入の仕事があるんだ!と初めて知り、興味を持ちました。 それでは詳しく「テープ起こし」についてご紹介していきます。
- 買い物代行
- 在宅ワークに“買い物代行”のお仕事が含まれているのをご存知ですか? お仕事の検索をしていると“買い物代行”を発見し、「在宅じゃないじゃん!」と思いつつ、気になったので詳しく見てみました。 すると、そこそこの単価のお仕事が多数…。 今回は“買い物代行”のお仕事について、ご紹介していきたいと思います。
- ボールペンの袋詰め
- ひとくちに内職と言っても、その仕事の種類はアクセサリー作り、テープ起こし、シール貼り等色々ありますよね。 数ある内職の中で私が選んだのは「ボールペンの袋詰め」です。 「ボールペンの袋詰め」の具体的な仕事内容、報酬、仕事を請けおう際のポイント等について以下をご覧ください。