ボールペンの袋詰めってどんな仕事?稼げるの? メリットや実際にやった感想を紹介!
ひとくちに内職と言っても、その仕事の種類はアクセサリー作り、テープ起こし、シール貼り等色々ありますよね。
数ある内職の中で私が選んだのは「ボールペンの袋詰め」です。
何故この仕事を選んだのかというと、特別なスキルが不要で、気軽に始められる作業内容だったからです。
アクセサリー作りの求人を見ると、「もの作り好きな人におすすめ!」とか「誰でもできる簡単な作業!」と書いてあるのですが、私はどちらかと言えば不器用な人間なので、仮に作業したとしても想定より長く時間がかかってしまうのではないかと思いました。
そして長く時間をかけたところで、出来栄えはそこそこだったりするんですよね。
ですから、多少不器用でも、ただ黙々とボールペンを袋に詰めるだけならやり遂げられる作業内容ですし、出来栄えに関してプレッシャーもなければ作業中のストレスが少ないこの仕事を選びました。
「ボールペンの袋詰め」の具体的な仕事内容、報酬、仕事を請けおう際のポイント等についてまとめましたのでぜひご覧ください。
ボールペンの袋詰めってどんな仕事?
具体的な作業手順を紹介します。
これは、あくまで私が仕事をしていた時の作業手順なので、読者の方が実際に仕事を受けられた時には違うやり方を指定されるかもしれませんが、その点はご了承ください。
1. クライアントからボールぺン、袋、ラベルシールを郵送で受け取る
ボールペンは、芯の太さが違うペンが2種類です。
袋はもちろんボールペンを入れるための袋で、ボールペンを3本入れて丁度良いサイズの細長いプラスチックの袋です。
ラベルは、袋を閉じるために使用するのと同時に、クライアントの企業名と連絡先が書いてあります。
ラベルの印刷データは事前にクライアントからメールで送ってもらっていますので、自宅のプリンターで印刷します。
2. ボールペンを袋に入れる
袋に入れるためには、まず100本入りのボールペンの束を開封せねばなりません。
依頼に応じてでしたが、平均で200セット(ボールペン600本分)を納入でしたので、まずは芯の太さが違うボールペンがごちゃ混ぜにならないように開封作業をします。
自分のものならドサっと開けて床にばら撒いてしまいたいところですが、あくまでそのボールペンはクライアントの所有物であり、いずれお客様の手元に届くものですから、大切に箱に開けます。
ボールペンを開けたら、袋に詰めていきます。
プラスチックの袋は手が乾燥していると広げにくいので、冬は大変です。
見栄えを意識して、なるべく3本が同じ方向を向くように入れます。
3. ラベルシールを貼る
袋にたるみが出ないよう、ピンと延ばしたまま2つ折にしてラベルシールを貼ります。
このラベルシールを貼る時も、ものによって向きにバラつきがあっては見栄えが悪いので、自分なりに向きを決めて貼りました。
作業の流れはこの3つです。
印象としては、@→A→Bで1つずつ作業をしていくよりも、@を全部終えたらA、Aを全部終えたらBの方が全体の作業が早く終わる気がします。
ボールペンの袋詰め内職でどれくらい稼げるのか?
上記の流れで100セットを作るのにかかる時間は、1時間ちょっとです。
これが早いのか遅いのかは、他を比較したことがないので正直分かりません。
ですが、私なりに丁寧な作業を心がけた結果が、このスピードです。
正直クライアントからはボールペンの向きを揃えるように言われているわけでもないのですが、やはり受け取る方には少しでも美しいものをと思うと多少ボールペンの向きを変えるために手間取ったりする時間があるわけです。
なお、単価は100セット作って300円です。
1時間ちょっとで100セットできあがるわけですから、時給にすると300円以下で安いですね。
ただ、この内職の良かった点は、送料込みのお仕事だったことです。
依頼の時点で、クライアントから「今回は○セットですので、報酬と送料は△△円ですが受けますか?」と打診があるわけです。
クライアントは仮に宅配便の料金が970円だとしたら、1000円と端数を上乗せしてくれました。
ただ、実際に指定の業者があるわけではないので、自分で送料が安い業者を探して送るのはOKでした。
ですから、当時私はファミリーマートで扱っていたはこBOONというサービスを利用し、店舗に持ち込み、送料を10円単位でケチっていました。
普通このような内職だと着払いか、送料実費が多いと思うのですが、この仕事では融通が利いたので良かったです。
(このはこBOONですが、既にサービスは終了しています)
この差額を浮かせることで、時給300円未満をどうにか時給300円超にした感じです。
ボールペンの袋詰め内職のメリットとデメリット
私は子供がいるから外に働きに出られず、内職をしております。
そんなボールペンの袋詰め内職のメリットとしては、特別なスキルがなくてもできるという点です。
単純作業の繰り返しになりますので、それが苦にならないという方におすすめです。
デメリットは、子供が起きている時間に作業ができない点です。
ライティング等の内職は子供が起きている時間でも、TVを見てくれている時に隙間時間に進めることができます。
しかし、この作業はとにかくスペースを使います。
子供の前でボールペンを広げようものなら、あっという間に奪われるに決まっています。
触るなといっても無理があります。(子供は4歳と1歳)
ですから、必然的に子供が寝ている時間の作業になるわけですが、この作業をするために夜電気をつけたりエアコンをつけたりしていると、ちょっともったいないなあという気がしてしまいます。
とはいえ、寒いと手がかじかんでしまい作業効率が悪くなるので、結局エアコンをつけて作業をしているのですが。
日中の家事をすばやく済ませ、旦那さんが食事をしている間、くつろいでいる横で作業すれば少しは光熱費も節約できるかな?と思います。
子供が寝てから家事を済ませて、そこから内職を始めるとなるとどんどん時間は遅くなるし、睡眠不足になりますから、夜の作業時間をいかに確保できるかが重要になってくると思います。
ボールペンの袋詰め内職を実際にやってみた感想
この仕事をして、大変だったのは同じ姿勢を続けるので腰が痛くなる点です。
作業の合間に立ち上がったり、体を伸ばしたりして、適度にストレッチをすると良かったです。
そして、時給300円でもやる価値がある仕事か?と聞かれると、答えはNOです。
正直、夜や明け方の子供がいない時に作業するくらいならば、ちょっと単価の良いライティングの仕事を1〜3件こなした方が楽です。
私はもともとライティングがメインの在宅ワーカーで、文章を書くのは得意です。
ライティングならば、家事の片手間にできるし、いちいちモノを広げなくていいし、時間も限られません。
ボールペンの袋詰めの仕事は妊娠中で子供がいない人なんかには向いていると思いましたが、正直やんちゃ盛りの子供がいる家庭にはうまみのない仕事だと思います。
これからボールペンの袋詰めをやってみたい方へ
まず、ボールペンに関する内職には2種類ありまして、このような袋詰めと組み立て作業があります。
「ボールペン 内職」でネットで検索すると、組み立ての方が多く出てくるかもしれません。
袋詰めがやりたい方は、必ずキーワードに「袋詰め」「封入」等のキーワードを付け足してください。
また、自宅で作業する内職の場合、採用条件の中に「車を持っている人」が含まれていることがあります。
自分で職場まで物品を取りに行き、納品も車で行うからです。
車を持っている人は、自宅近くの工場や作業場でそのような求人がないか探してみてください。
先程送料の話をしましたが、私のように配送で受け取りと納品がやり取りできるクライアントもあります。
ただ、車があった方がこのお仕事の採用率は高くなるし、仕事も受けやすいと思います。
求人は、クラウドワークスのような在宅ワーク斡旋のサイトから、インディードのような求人情報のサイト等をくまなく検索すると見つけられます。
内職を希望している人が多いので、単純作業は意外と倍率が高いです。
その割りに単価が安くて正直こんな仕事をして意味があるのかなと思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、その数少ない案件を皆こぞって募集するわけですから、少しでも気になった案件は早めに応募しておくことをおすすめします。
やりたいと思った時、その求人は終了しているかもしれませんよ。
まとめ
なんの資格もない私が小銭を稼ぐには、これくらいしか術がありませんでした。
ですから、次も仕事をまわしてもらおうと丁寧にお仕事をしました。
その結果、このお仕事では何回かリピートで依頼をいただけました。
誰でもできるような作業でも、誠心誠意務めれば次に繋がります。
働こうかな〜なんてスマホを片手に寝転がっていたって、1円も生まれませんから、良い求人を見つけたら即応募!
これが鉄則だと思いました。
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